試合出場への心構えと実践
試合に出たいという気持ち、とてもよく分かります。
そして、「次、みんなが出るから出たい」その気持ち。
それもよくわかります。
一歩踏み出す素晴らしいきっかけになるのもわかります。
しかし、友達が出るから出る。と、なると・・・道筋と経験の意味と結末の価値と・・
大切さが消えるではないか・・・。
試合への準備と意識
「出場するだけの練習・意識ができてない」「間に合わない」と感じているのであれば、それは正直な気持ちであり、自分と向き合えている証拠ですね。
それは大事です。
中途半半な稽古で試合に出ることは、怪我のリスクを高めるだけで。痛い経験だけで学びにはならないでしょう。
試合に出るということは、単に勝敗を決める場ではありません。
それは、これまでの稽古の成果を試し、自分の現在地を知り、そして未来の自分を創り上げるための貴重な機会です。
「どうしようかな…」「もう少しうまくなったら…」「強くなったら…」と考える気持ちも理解できます。
でもね。そんな日は残念ながらありません。
経験し、反省し、工夫し、新たに挑戦する。
その繰り返しこそが自分を成長させます。
どうしよう・・・どうしようかな・・。時が来て行動なければ・・。
時間だけが過ぎていくのはもったいないことです。
試合がもたらす成長と継続の重要性
一度でも試合に出れば、その経験は必ず次に繋がるのだろうか。
試合の間隔が空きすぎると、その経験を活かしきれないばかりか、ほぼ一からスタートとなると思ってください。緊張だけが大きくなり、そこからの再スタートになる可能性もあります。
だからこそ、あまり間を開けずに、前回の反省点、工夫点を意識して稽古し、再挑戦したほうが良いのでは。
試合での緊張は誰しもが感じるものですが、その中で自分がどうだったか、良かった点は何か、反省点や改善点は何かを具体的に見つけること。
そして、そこから次の稽古へと活かすことで、確実にレベルアップしていくでしょう。
仕事に置き換えてもこれからの人生のことを考えても。
行動して、公開とか反省とか、工夫とか、成功体験とか。なくてはならないこと。
そのままで終わらせることがどれほど良くないことか。
(はい、ボクは反省しています。(*^^*))
挑戦することの価値
「弱い」「チカラがない」と感じるでしょう。
それでいい。それがいい。
そこから対策を練り、工夫し、新たな挑戦をすることで、自身を創り上げ、表現することができます。
友達が出るから出る、ではなく「自分自身が挑戦したいから出る」という強い気持ちが大切です。
現実的に、挑戦してみたいと決断して、一人で道場に稽古に来て、練習して、試合に出て、負けたけれども、練習で得たものを試合でやってのけた子もいます。
素晴らしい間合いの取り方デシた。非力タイプですが、練習したこと自分ができること表現できてました。感激しました\(^o^)/
次の決断できるなら、間合いの取り方が抜群にうまい選手になることでしょう。
気持ちがあれば、周りも全力で応援したくなります。怖いという気持ちは、あなたも、私も、みんな同じです。だからこそ、その壁を乗り越えた時の喜びは、何倍も大きいのです。
試合感覚と緊張、そして決断
試合感覚が空いてしまうと、たしかに緊張が大きくなるのはよくあることです。これは、経験が少ない、あるいはブランクがあることによって、未知の部分が増え、不安が募るためです。
個性にも夜でしょうけど。
その緊張は決して悪いものではありません。
それは、真剣に試合に臨もうとしている証拠でもあります。
「出るか出ないかしっかり考え、決断の時が来たら、決断する」とても重要です。
- 「出る」と決める場合: 決めたら、そこからは後戻りせずに練習に集中しましょう。中途半端な気持ちではなく、「やるぞ!」という強い意志を持って臨むことが、良い結果に繋がり、そして何より自分自身の成長になります。怪我のリスクを避けるためにも、体調管理や十分な準備が不可欠です。本当に出る出ないは横においておきましょう。
- まず、目標・目的に向かいましょう。
- 「出ない」と決める場合: それもまた一つの決断です。無理に出場して心身に負担をかけるよりも、出ない。応援に回る。何なら観察してコーチとして挑戦する。
- 厚かましいと思わず観察して助言してみましょう。才能あるかもよ。ヤツテミヨウ。
どんな決断をするにしても、大切なのは自分自身と向き合い、納得して決めることです。そして、一度決めたら、その決断を信じて前向きに進んでいくことが、あなたの成長に繋がります。
もちろん「いや、やらないと決断したら、やりたくて仕方がない。」
それは君の魂の部分の本音かも。
再度、親とか友達とか相談して自分で行動起こしてみよう。
大切なこと
しっかりと考え、計画を立てる。
しかし、時が来たら迷わず行動する。
- ウジウジ考えず、どんどん挑戦する。
- 「出るなら出る」と決断する。
- 中途半端な稽古で出ない。怪我のリスクを避けるためにも、準備をしっかりする。
- 経験を通じて反省し、工夫し、次に繋げる。
緊張の先にこそ、大きな達成感や学びがあることを忘れないでください。悩むのではなく、考え決断。時が来たら挑戦することを選び、そのための準備に全力を尽くす。このサイクルを回すことで、きっとあなたは成長し、さらに強くなれるはずです。
僕達は君の挑戦を心から応援します。