ブログ
教科書 ニギリの教科書
拳の握りはすごく大事。
握り方一つで、パンチの威力が全然変わっちゃうんです。
キックボクシングはグローブつけるから、ちょっと違うけどね。
僕がいいと思う握りは、指の間にスキマがなくて、ギュッと詰まってる感じ。
密度がより高く。
例えるなら、握った拳がフニャフニャしないイメージ。しっかり隙間なく握るんです。
写真の上部2つみたいに、人差し指が浮いちゃうのは良くない。 浮いてると、パンチが当たるときとか、突いたときに、握りのスキマで指が動いたりずれちゃったりするんです。 このスキマがあると、衝撃が吸収されちゃうから、パンチの力がちゃんと伝わらない。それに、フニャフニャしてると、指がねじれたりして、変な痛みの原因にもなるんです。(この感じ、言葉で言うの難しいんだけど。)
強いパンチを出すには(もしくは軽く出しても強く衝撃走らせるには)握りが安定してないとダメ。 グラグラした握りだと、スキマのせいで力が逃げちゃって、指の関節もねじれて痛くなっちゃうんです。
重さと密度具合で考えると、1kgの鉄の玉と1kgの綿を想像してみて。 同じ速さでぶつかったら、どっちが痛いかはわかるでしょ?もちろん鉄の玉だよね。
これを同じ綿で考えてみよう。 同じ1kgの綿を二つ用意します。 一つは「ギュッ」と強く握って詰めたもの。密度がギュッと。 もう一つは、軽く丸めただけのもの。 これを同じ人に同じように投げつけたら、どっちが痛くて、力が伝わると思う?
ちょっと考えれば、わかるはず。 つまり、そういうことなんです。
拳は当てる瞬間「ギュと」ね。
キックボクシングの試合。大和。
試合をプロフェッショナルな感じに仕上げます。
素人の殴り合いから、テクニカルなファイトへ。
初心者な感じを一気に消します。
前回の試合まで、彼の試合はただ打ち合うばかりでした。
最近は大きく変わりました。僕の教えを守り、目覚ましい進歩を見せています。
始まってすぐにダウン取られますが、間合いとワン・ツーで、相手にPowerファイトさせません。
●間合いとワン・ツーが現実を作り上げます。
:特に変わったのは、基本であるワン・ツーをしっかり出すことと、相手との距離をうまく取ることです。
●だからPowerファイターに、Powerファイトをさせなかった。
:距離を感じて繰り出すワン・ツーは正確…では…です。
しかし、何度も練習して体が覚えた、自然な動きになっています。少し単調ですが、相手を惑わすような動きもできてます。以前のむやみな突進とは違い、鍛えられた動きがでてました。
●策略あり。
:これまで彼は、ただ強く打つことだけが大切だと思っていましたが、基本的な技術と間合いを制することが、力やリーチの差を乗り越えるために必要だと気づいたようです。試合後の彼の表情は今ひとつ納得してない様子でしたが、時間とともに少しずつ分かってきたようでした。
彼のスタイルは、「ヒットアンドアウェイ」が適しています。
ハンドスピードもありますし。
打ち合い常套で、手入りを作る。間合い読む、フェイント入れる。
策略家になれば、ハンドスピードもかなり活かしたファイターになるはずです。
見応えのあるファイトができるはず。
客席も盛り上がるはず。
かなり楽しみです。
まだ名のないクラス♪
大和参戦!
困りごと解決♡蜘蛛の巣取り
本記事はアフィリエイトリンクがふくまれています
|