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膝蹴り・前蹴りフォームの違いとコツ|神は(魂)細部に宿ると言うしね。
【身体に聞いてみよう。蹴ったとき、自分はどうなってる?】
── 良い・悪いじゃない。“違い”を見て、自分のフォームを育てよう。
膝蹴りのフォームを比べてみ!
【画像①】
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軸足の膝、しっかり伸びている。
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背筋がのけぞっていない。
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重心が安定していて、「止まれる形」。
▶ 力が伝わりやすく、戻りやすい膝蹴りだね。
▶ コンパクトだけど、攻撃にも防御にも“切り替え”がしやすい。
顔が近いからパンチもらうというキミ。
本当にそう?。すべてがそうだけど、膝蹴り単体ではないよ。術として、コンビネーションとしてだすんだからね。
【画像②】
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上半身が後ろに倒れている。(よい・わるい・ではない。違いを言ってます。)
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軸足のコントロールが甘くなりがち。
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力の向きがやや後方に逃げてしまってる。
▶ 威力重視ともいえるけど、「次の動きが遅れるリスク」もあるね。
▶ 反撃されたとき、体勢を崩しやすい。
さてさて、ここで考えてみよう!
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どっちのフォームのほうが「自分を守れる」?
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どっちのフォームのほうが「スパッと戻れる」?
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相手に詰められたら、次の行動に移れるのは…?
どちらも利点とリスクありね。
👊つづいて、「手の位置」「上半身」の違いをチェック!
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手の位置、どうなってる?
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ガード落ちてない?
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肩や上体の角度は?
➡ 上半身を崩さず蹴れてるかどうかって、すごく大事。
➡ 蹴ったときに「顔を守れるか」「次のパンチにつなげられるか」は、ここで決まってくる。
🦶そして前蹴り!
この日は「突き刺す前蹴り」の練習。
【画像①】
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軸足の踵が少し浮いてる。
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膝が曲がってる。
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蹴り足も伸びきってない。
▶ 蹴る距離が近すぎたかも?
▶ 威力が伝わりにくく、相手に“バレやすい”蹴りにもなる。
近いと言うと、遠く離れて、踏み込みすぎて蹴る。
「そうじゃないから」説明されたこと考えながらやろう。
やってから、また、考えやってみよう。
みんな大好き PDCA ぶん回しね。
【画像②】
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軸足の踵がしっかり浮いてる(浮きすぎ?)
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上半身が大きくのけぞり
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蹴り足の膝が折れたまま
▶ パワーは出てるかもしれない。
▶ でも、自分が後ろにふっ飛んじゃう可能性もあるね(笑)
✋蹴った「あと」どうなる?
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手はどうなってる?
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顔は守れてる?
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相手が突っ込んできたら、防げる形?
上級者になればなるほど、蹴りの「前」「中」「後」全部に意識を向けている。というか、意識して稽古して、無意識にデキる。じゃないと、蹴った後に殴られて終わりってこともあるよね。
🧭まとめ:フォームの「良い・悪い」じゃなく、「どう違うか」を知ることが大事。
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どんな効果があるか?
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どんな利点があるか?
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どんなリスクがあるか?
“考えて蹴れる”ようになったら、試合の展開を創るのも、もっと面白くなる。
ただの「蹴り」じゃなく、「勝てる蹴り」「守れる蹴り」にしていこう!
場を造る蹴り。
🔥最後に。
上に行けば行くほど、「瞬間のフォームを工夫する力」「崩れたときに戻せる力」が必要になってくる。
だからこそ、今のうちから「自分の身体をよく見る」クセをつけよう。
蹴りで勝つために、自分も守ろう。
自分の身体は自分で面倒みよう
行動が美学の星 実践が結果の世
25年5月31日(土)の稽古報告 行橋空手
:成長への「ニヤリ」に手応えを感じた一日
土曜日は、夕方から夜にかけて、充実した稽古の時間を皆様と共有することができました。
特に、生徒の内なる成長を示すような「ニヤリ」とした表情に触れ。
大きな手応えを感じた一日となりましたのでご報告(*^^*)。
夕方の基本稽古:後屈立ちへの挑戦
17時の稽古開始後
武道の基本動作の一つである「後屈立ち」に焦点を当て、時間をかけて指導。
理屈説明した上で、まずは形を実際に重視し「できるかできないかは、この段階では問いません。大切なのは、今この瞬間に取り組むことです」とお伝えしました。
お伝えしました。と書いてますが、「やれっ」といったが正しいかな(*^^*)
稽古開始当初は戸惑いが見られましたが、。結果として、「それなりに良好」といった手応えです。
ここから、一つ一つの動きが洗練され、身体の一部となっていく・・努力をしてくれるかな(^^)。
その後の稽古:実践と試行錯誤の学び
基本稽古に続き、ミット打ちで実戦的な動きを取り入れ、その後は走り込みで体力強化を図りました。さらに、今後の指導に役立てるべく、指導用動画の作成を試みましたが、こちらはまだ試行錯誤の段階で、少々至らない点もあったかと存じます。しかし、常に最善の指導法を追求していく所存でございますので、ご理解いただけますと幸いです。
【使い慣れない、丁寧な言葉・文字・なんか違和感が。】
夜の稽古:キックボクシングと生徒の可能性 (21時まで)
そして21時まではキックボクシングの稽古を行いました。小学部から中学生、高校生、一般の方、そしてママ。
特に、稽古の中で目を引いたのは、勇翔(ゆうと)の動きでした。
彼のキレのある動きには目を見張るものがあり、その潜在能力を強く感じました。
以前は試合出場については控えめな態度でしたが、この日の動きを見たボクには、彼の心に新たな変化が芽生えているように感じられました。
なので「試合出場したい?」と尋ねてみたところ、彼は静かに、しかし明確に、( ̄ー ̄)ニヤリッと微笑みました。
この一瞬の表情は、彼の内なる成長と、秘めたる闘志を雄弁に物語っていたように思います。
まだ、二度三度の稽古なので、細部の修正を重ねながら、さらに高みを目指せるよう、これからも本人の頑張りを見ながらしどうしていきます。