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キックボクシングの試合に出る「早すぎるか」 高校生ファイター③ヶ月育成計画
高校生ファイター③ヶ月育成計画
今日も一人入会。
先日も一人入会した子がいたんだけど、聞いたら同じ学校みたい。
お互い今日が初対面だったらしい。
二人の共通点は同じ学校。そして、
「試合に出たいんです!」
試合に出る意志。
…え? ここに来たばっかり、しかも一人は今日がほぼ「はじめまして」なのに!
「早すぎない?大丈夫?」ってな感じ。(笑)。
でもね、すごく真剣だったんですよね。
「これ、マジなやつだ」ってのが、じわっと伝わってき(*^^*)
うーん、このやる気、無視できないな、と。
「分かった。じゃあ、3ヶ月後の試合、目指して一緒にやってみるか!」
ほんとうはもっと講釈たれてたんですが、簡単に言うとこんな感じ。
勢いで言っちゃいました。
目標は、まさかの「3ヶ月後の試合」。ちょっと無茶かなー、なんて思いつつも、高校②年生。
来年の今頃は就職だ。
受験だ。。。
ならば!
「やってみるか!」って気になっちゃって。今日から、この「高校生ファイター育成計画」、ゆるっとスタートです。
どうなることやら。
初日の今日、早速ミットで軽く動いてもらいました。うん、まあ、初めてにしては手足ついてる!って感じ? 直すとこは、まあ、そりゃあありますよね。特に気になったのはこの辺り。
① パンチの伸び: 最初は「えいっ」と手先で突いてるだけ。でも、パワーは有る。パンチは硬い。ちょっと軸使うように言ったら・・・余計に悪くなった(笑
でも言ったこと、すぐやろうとするのは偉い!
② あし: これが今後の課題ポイント。力を入れてる「つもり」でも、膝のあたりで力が抜けちゃって、腰に繋がってない感じなんですよ。地面からの力も、どうもうまく使えてないみたい。 強いパンチやキックって、腕や足だけで打つんじゃなくて、体全体を連動させるのが大事なんですよね。
③ 足で地面を蹴った力を、お腹・背中・腕って、拳に「ひとつ」に繋げて、「ドン!」て
これが打撃の「芯」だよ、って。今日はまず、この感覚を少しでも掴んでもらいました。
3ヶ月って、普通に考えたら結構タイトなんですけどね。でも、彼らがあの調子で「やります!」って言うなら、こっちも付き合ってみるか、と。
技術も体力もメンタルも、3ヶ月後の試合に向けて、ぼちぼちやっていく感じかな。
「早すぎるかなー」。今もそう思う気持ちある・・・でもね。
半年だの1年ごだのと言っていたらその時は来ない。
そこそこ運動能力もあるし、気持ちもあるし、とっとと出て、反省したり工夫したりでやろう。
この育成計画で、彼らの様子を気楽に綴っていきますね。
ちなみにふたりとも「龍」が付く名前です。
ドラゴン・・・・ドラゴン・・・ドラドラ
名付けて【ドラドラ計画】
魅力が。
魅せる動き、勝つためのスタイル
君たちの挑戦を心から応援しています。
フルコンタクト空手やキックボクシングに取り組む中で、「勝つこと」と「魅せる動き」の両立は、とても奥深く、挑戦しがいのあるテーマです。
今回は、その両方を追求するあなたに向けて、僕からのメッセージをお伝えします。
【どちらかというと僕が追求してるのだが】
1. 魅せるためのスタイルは、自分の個性から生まれる
自分の魅せるスタイルを追求する中で「こうしなければならない」と思い込むこともあるでしょう。
でも、最も大切なのは、自分の身体の特徴や性格を理解し、それを最大限に活かすこと!
体格や筋肉のつき方、動きの癖、得意な技や苦手な動き。これらをしっかりと見極め、自分だけのスタイルを築いていくことが、魅せる近道です。
2. 魅せる動きは、技術と心の調和から生まれる。
ただ強いだけではなく、「魅せる」動きには、技術と心の余裕や理想の姿形が必要です。
動きが美しく、流れるように見えると、それだけで相手や観客の心を惹きつけます。そのためには、日々の練習で一つ一つの動きに集中し、身体の位置関係や力の入れ方、抜き方を意識しましょう。
自分の体を使いこなすことができれば、ソレはソレは美しい動きになってくると思います。そこで技に緩急入れたりと、自分のリズムが加われば、個性のある魅せる動きになると思います。
3. 勝負の中で「魅せる」ことを忘れない
試合は勝つことが最優先ですが、その中でも「魅せる」動きや戦い方を意識することは、あなたの格闘技人生をより豊かにします。
勝利だけを追い求めると、どうしても無理に攻めたり、無駄な力を使ったりしがちです。
・・・美しさがほしいと思う。
しかし、相手を圧倒しつつも、動きに美しさや流れを持たせることができれば、観ている人や自分自身も満足感を得られます。 それは、ただ勝つだけではなく、「勝った後も誇れる自分」を作ることにつながるのです。
4. 自分のスタイルを磨き続ける
フルコンタクト空手もキックボクシングも、それぞれに特有の技術や戦術があります。 しかし、最も大切なのは、「自分らしさ」を見つけ、それを磨き続けることです。 例えば、スピードを重視した動き、力強さを追求した攻撃、あるいは巧みなフェイントや駆け引き。 どれもあなたの魅力となり、勝負の場で差をつける武器になります。
自分の個性で魅せる動き、魅せる戦術持てますよ。
5. 挑戦し続けることの価値
挑戦をつづけると、君の身体は勝手に理想に近づきます。
・・たぶん。
続けること楽しむこと。工夫すること。基本をやりこみ応用を考え工夫工夫です。
最後に
「魅せる動き、勝つためのスタイル」は、決して一朝一夕で身につくものではありません。 しかし、日々の練習の中での理想の自分を想像して、失敗を繰り返し、工夫を繰り返し、身体が自ら作り上げていきます。
稽古続けて身体が進化を勝手にするまで楽しみましょう。
強いだけじゃない。
見ている人が、自分が、相手選手が「魅入られる」そんな自分になりまショウ。
攻防一体への。
基本の立ち方は「動き」の中で活きる。
「基本の立ち方って、実戦でどう使うの?」そう思っていませんか?
今から書くことは今日、道場でやってみせたことを無理やり文字にしています。
後半の座学【立って話したけど(*^^*)】で話して聞かせたこと、やってみせたことを文章にしてます。
・・・もっと解りにくい・・・。気もするけど・・。一応書いてみます。
基本の立ち方はただの形じゃあない。
三戦立ちも、前屈立ちも騎馬立ちも、後屈立ちも円形逆突きも動きの中で繋がり一連の動きとして成り立ちます
基本の立ち方は、動きの「要素」!の表現で良いかな?
空手の三戦立ち、前屈立ち、騎馬立ち、後屈立ち。
これらは、実戦の様々な場面で使う動きの「刹那」のようなものです。この「刹那」「瞬間」をうまく組み合わせることで、滑らかな動きが生まれます。
基本の立ち方を「つなぎ合わせる」実戦の動き
例えば、こんな風に基本の立ち方は繋がります。
構えから攻撃へ:まず、広めの三戦立ちで構え斜を向く。
突くときは、自然と前屈立ちのような形になり、力を乗せます。
突き終わったらすぐに騎馬立ち、チャンスが有れば後屈立ちのバランスで[蹴りが得意なら]素早く蹴りにつなげます。
そこからすぐに前屈立ちで力強い突き、そしてそのまま体重移動で素早い蹴りへ。基本の立ち方が、この一連の動きをスムーズにします。!?!?!?文集で説明は難しいかな。
撃ち合いでの対応:相手との撃ち合いになりそうな時は、騎馬立ちと前屈立ちのハイブリッド的な構えで・・で低く構え、相手の攻撃に耐える。そして打ち返す準備をします。
そこから、素早く足を入れ替えたり、左右に動いたりして、相手の攻撃をかわしたり、反撃のチャンスを探ったりします。騎馬立ちで鍛えた下半身の粘りが活きます。
フェイントや揺さぶり:前屈立ちや後屈立ちへの素早い体重移動を見せることで、相手に攻撃を予測させて誘いをかけます。このとき軸は足幅の外に出さない。
そこに、円形逆突きのときのような動きや、体の振りを加えることで、相手を惑わせ、自分の有利な状況を作ります。基本の動きが、相手を翻弄するテクニックになるんです。
普段の稽古でたまに説明してますよね。今日稽古に参加した子たちには、説明して実際にやってみせましたが。
・・・普段意識してしっかり聞いてない様子^_^
体のつながり・力のつながり・刹那のつながり。
三合力: 強い突きや蹴りは、「足腰」「体幹」「腕」の三つの力が合わさることで生まれます。基本の立ち方で、この三つの力を生み出す土台を作ります。
三合力・拳・脇の下・臍下丹田。もっと科学的に筋肉と骨で説明すると!?!?!?長くなるので省略\(^o^)/だってむずかしいもん。
ごめんね。
点・円・線: 体の中心軸(点)を意識し、円を描くような動きを使うことで、効果的な技の軌道(線)が生まれます。
基本の立ち方で、体の軸を安定させ、円の動きを学ぶんです。
これも文章だとむずかしい。説明したいことと少し違いが・・・。むずい。
基本を理解すると「なるほど!」
基本の立ち方がなぜ必要なのか、それが実際の動きにどう繋がるのかを理解すると、「なるほど!」と納得できるはずです。
この「気づき」が、日々の基本稽古をより意味のあるものに変え、上達への大きな力になります。
まとめ:基本の積み重ねが、あなたの動きを強く、かっこよくする!
基本の立ち方は、単なる形を覚えることではありません。実戦の様々な動きをスムーズに、力強く行うための大切な要素です。
今回お話ししたように、基本の立ち方が動きの中でどう繋がるのかを意識して練習すれば、あなたの格闘技はもっと面白く、もっと強くなるはずです。
・・・の説明じゃ!?・・わかんないよね。わかる?
攻防も一体になる大事な話。
行動が美学の星 実践が結果の世
うちの道場生は質問してこないから。
しっかり質問もしろ・・・でも、稽古はするんだよなぁー。
常設10年、その足跡を辿る先には
平尾台散策と、重ねた歳月
特別な予定があったわけではなく、ふと「ゆいな」の減量応援に平尾台へ。結果、穏やかなハイキングとなりました。
走るのは少しだけ(^o^)
前日稽古に参加してた大耀とブロリー全さん、そしてゆいな!と、心地よい時間を共有。
常設10年。
それぞれの目標に向かいながら、がんばろうね。
この先も楽しく!個性を見つけて、それを進化させるために、指導してゆくから。
さて、次の10年20年。
今日からまた続きます。始まります。
パンチの威力を劇的に変える!貫通力が増す拳の握り方(復習)
その原因、もしかしたら**「拳の握り方」**にあるかもしれません。
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パンチを打つと指や拳が痛い
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しっかり握っているつもりなのに、突き指したような感覚
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スピードも力もあるはずなのに、パンチに重みや威力を感じない
今回は、初心者にも分かりやすく、かつ効果抜群の「貫通力が増す拳の握り方」を復習として解説します。
拳に隙間があると、力が分散し、パンチの威力が半減。結果、相手に響かない「軽いパンチ」になってしまいます。
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指を軽く曲げる
力を抜いて、自然に指を軽く曲げます。 -
指の腹で掌の肉を巻き込む
指先を少し浮かせる意識で、指の腹を使って掌の肉を指の中に巻き込むように握り始めます。 -
指先を掌の奥に潜り込ませる
指先が掌の奥深くに「めり込む」ように、しっかりと握り込みます。このとき、指の内側に隙間ができないよう注意。
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貫通力の向上:密度の高い拳は、衝撃が相手に「突き抜ける」ような重いパンチを生みます。
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効率的な力の伝達:握力が強い人も弱い人も、自分の力を最大限に活かせます。
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ケガの予防:指や拳の痛み、突き指のリスクが減り、安心してパンチを打てます。
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力の入れ方・抜き方:タイミングよく力を込める技術
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パンチの軌道とタイミング:正確な当て方で威力を最大化
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体の使い方:構えや体重移動を活用
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力の強弱のコントロール:状況に応じた力の調整
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正しい当て方・打ち方
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効果的な構え方
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力の強弱のコントロール
指を掌にしっかり巻き込み、隙間なく握ることで、貫通力のある重いパンチが生まれます。
今日からこの握り方を意識して練習し、ワンランク上のパンチを目指しましょう!