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その構えに気持が視える。
構えとは「形」?──たぶん、「意識」の現れ!
「構え」と聞いて、どんなイメージを抱きます?
教本通りのきれいな形?
それとも、技を繰り出すための準備姿勢?
僕は、こう思います。
構えは単なる「形」ではなく、
その人の「意識」そのものが現れたもの。
特に、子どもたちの構えを見ていると、それがよくわかるんです。
構えが語る「心の声」
例えば、フルコンタクト空手の稽古で、パンチを受けそうになった子どもがこんな動きをすることがあります。
-
顎が上がる
-
身体をのけぞらせる
-
腕をバタバタと動かす
これ、技術的に見れば「構えができてない」と判断されるかもしれない。
でも、ほんとは違う。あ、出来てないんですけどね(^o^)
「怖い」「避けたい」「どうしよう」──その子の“意識”がそのまま身体に現れているんです。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
だからこそ、「意識」が変われば「形」も変わる
僕たちは、よく言いますよね。
「もっと顎を引いて!」
「腰を落として!」
もちろん、それも大事です。
でも、その子の中に「怖い」という気持ちがあったら?
形だけを直しても、すぐに戻ってしまうんです。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
「怖くて動けない」──うん。それで良い。
ここが一番大事。
「怖くて思うようにできない。」それが普通。
それでいいんだよ。
相手の攻撃にビビって身体を丸める。
それは「自分を守るための素早い判断」なんです。
そう伝えてあげてください。
「きみは、ちゃんと反応できてる。大丈夫だよ」と。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・
丸くなれたら、それを“競技の形”に変えていく
素早く丸くなれるなら、それはすばらしい。
次は素早く「受ける」「ステップする」「捌く」を覚えればいい。
「できない」のが当たり前何だから。
だから「稽古」があるんです。
「難しい? だから何度も稽古するんだよ」
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
意識の変化が、自然と“正しい構え”を導く
構えは、思考・言葉・行動の結果。
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どんな見方をしているか?
-
どんな言葉をかけてもらったか?
-
どんな経験を積んでいるか?
それらすべてが、「構え」ににじみ出てくるんです。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
指導者として、親としてできること
-
子どもの“心の声”を読み取る
→ 動きや表情の硬さから、何を感じているか想像してみてください。 -
安心感を与える
→ 「失敗してもいいんだよ」と伝えられる空気をつくる。 -
成功体験を積ませる
→ 小さな「できた!」の積み重ねが、自信につながります。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
最後に──構えは、心の鏡
構えは、その子の“心”が映し出される鏡です。
技術も大事。でも、それ以上に「心を育む」ことこそ、
しなやかで強い構えを生み出す第一歩だと僕は思っています。
あなたの指導が、子どもたちの未来を拓きます。
…と、自分に言い聞かせる毎日です (^^)
身近をやり込め。誰でもできる。でも誰もやらない。その一歩が“強さ”を決める「一角の人物になる。」
行動できる人は、やっぱり強い。
~学長の中学生時代から学ぶこと~
朝の「リベ大(リベラルアーツ大学)」の放送。
今日は、すごく共感した。
話していたのは、学長の中学生時代の話。
「塾に行きたい」と思った学長少年。
でも、親の返事は——
「うちはお金がない」
だった。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
さて・・・。
きみなら、どうする?
やめる? あきらめる?
それとも、別の道を探す?
学長は答えを探した。考えた。
「学校の先生がいるじゃないか!」
そう思って、先生に聞きまくったんだって。
しかも本人、小学生用のドリルからやり直して、
自分の“苦手”をしっかり見つめ直したらしい。
「ここができてないから、わからなかったんだ」
が、解ったみたい。
.。o○o。.★.。o○o。.☆
ここが、ほんとにすごいところ。
✅ やらされ勉強じゃない。
✅ 誰かの指示じゃない。
✅ “自分から”動いてる。
そしてね。
先生たちも、こういう子にはちゃんと応えてくれる。
「ここだけは、絶対にやり込め!」
って、要点をしっかり教えてくれる。
このエピソード、ただの「いい話」じゃない。
ぼくが一番感じたのは…
「強さ」って、こういう“行動”に宿るってこと。
簡単なこと。
身近なところ。
誰でもできるように見えること。
でも、それを本気でやり込む人って、実は少ない。
空手でも、仕事でも、まったく同じ。
基本の構え。
ステップ。
ガードの位置。
「やってるつもり」になってるだけじゃ、強くならない。
でもね。
魅力のある人っていうのは、
「誰でもやれることを、誰よりも深く、ちゃんとやる」
考えながら、丁寧に、しっかりやる。

学長の中学生時代の行動から、それを強く感じた。
だから伝えたい。
まず一番近くのことから徹底してみよう。
遠くを目指すためには、
足元を固めるのが、いちばん早いんだ。
ヤルさ。
デキルさ。
マカシとけ! の気持ちでな!
【★親御さんと君たちへ。】
「子育てのヒント」
——子どもを育てたことがない僕が言うのも、なんだけどさ。
「自分で学びに向かえる子」になるためには、
まずは学ぶ手段を用意してあげること。
塾だけじゃない。
家庭での学び直し、
親子での取り組み、
何より、日常の会話が学びの土台になります。
親子の会話。
考えてみましょう。
命令じゃないよ。意見の押しつけでもない。
「会話」です。
子どもからも、親からも自然に出る「かいわ」。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
そして君たちへ
勉強も、あれもそれも。
★1日目:1ページ目だけやる
☆2日目:1ページ目と2ページ目
★3日目:2ページ目と3ページ目
☆4日目:1ページ目と4ページ目……
★5日目・・。これやろう。。
一度やったページは「さらり」とやる。
いつか、どこかのページで????
わからん・・・。になると思う。
そこを先生でもいい。
クラスの可愛い子でも。かっこいい子でも。
聞こう。
そして、そんな事しているとね、気づくんだよね。
あれ、勉強できるのに教えるの上手じゃない。
この人は教えるの上手・・・。あれ、この子は成績良くないけど、聞いたら一緒に考えてくれる。
あれ、この事勉強したら・・・進まない。
あれ・・・この子と勉強したらすごく楽しい。
なんて気づくよ。そして「人を見る目も育つよ」
やってみて(^o^)
どう感じた?
よかったら、感想聞かせてください。
小学生読んでるかな・・・?
読んでないと思うけど、これも作文にしてみて。
気づいた感想を箇条書きでも構わないし、イラストで表現してもいい。
まずは文字で、アウトプットしてみよう。色々「視えるよ」
他人は理解してくれないだろうけど「視える」よ。
反抗期の声かけで悩む親へ:子どもの心に届く「寄り添い会話術」【実践例あり】
【第2回】干渉しすぎず、でもちゃんと届く
思春期の子どもへの“距離感ある声かけ”とは?
「もういいってば」
「ほっといてよ」
…あの頃、親に言われた言葉に、イライラした記憶はありませんか?
思春期は、心も体も大きく揺れる時期。
子どもは「自立したい」「でも認めてほしい」――そんな矛盾の中にいます。
親がつい「手も口も出したくなる」気持ち、とてもよく分かります。
でもこの時期に必要なのは、
“距離をとる”のではなく
“信頼でつながる”こと。
今回は、干渉しすぎずに「ちゃんと影響を与える」ための言葉がけのヒントをお届けします。
■ 「何も言わない」vs「言いすぎる」——どちらもNG
思春期の子に対して、親が取りやすい反応は主に2つ
- ① 口うるさく言いすぎる(心配・期待の裏返し)
- ② 距離をとって何も言わなくなる(どう接していいか分からない)
実はどちらも、子どもにとっては「自分を見てくれていない」感覚を与えてしまいます。
子どもは、距離が近すぎても、遠すぎても苦しくなる。
だから大切なのは、“自分のペースを尊重されながら、必要なときには支えがある”という安心感です。
必要なら、すぐに側に行くから。
■ では、どうやってそのバランスをとるのか?
キーワードは…
「先回りしない」「決めつけない」「問いかける」
うん、わかっているよね。難しいよね。
✅ 使える声かけ例(干渉しすぎず、届く言葉)
❌「そんなことしても意味ないでしょ」
🙆それをやってみようと思った理由、聞いてもいい?」
→ まずは“理解しようとする姿勢”を見せることで、相手のガードが緩みます。
・・多分・・「べつに・・。」と言う、どっちつかずに聞こえる返事とか。・・この場合聞いてほしい確率有るので、「聞こうか?」ではなく、「聞かせて」の方が良いかも。
❌「どうせ無理に決まってるよ」
🙆「・・無理をうまく活かせるアイデアって何が有るのかな。?」
→ 可能性を信じる問いかけで、思考が前向きになります。
でもね。思春期だと、問いかけると反抗的かも。「しらないから教えて」のスタンスとかニュアンスとかが良いかもね。
❌「もっとちゃんとやれって!」
🙆「今の行動の自分に納得してる?」
→ 外からの命令ではなく、内側からの気づきを促す問い。
しかぁーし!!これも問いかけると性格とか思春期とか反抗期は・・・。
もしかしたら「教えて」的な雰囲気で、聞いてみると良いかも。
応えてきたら「なるほどねぇ‐」と。
■ 子どもの“反応”より、“自分の態度”に注目しよう
「どう返してくるか」は子ども次第?。
本には書いてませんが。僕的に「聞く方の技術も」かなり大事と思います。
どう書いていいのか分かりませんが。
子供だましは良くない。
子供だましてどうするよ。
子供だましな会話とかじゃなく・・。
どうしたらよいだろうか・!?('A`|||)
親がどんな姿勢で言葉を届けたかは、確実に子どもの中に残ります。
最初はぶっきらぼうに返されたとしても、
あなたを「信じて見守る」というメッセージは表面に静かに、醸し出したいです。
▶ 次回予告。(こんな風に書くと、なんか立派な先生になった気分☺️)
「挑戦させたいとき、親がかけるべき“たった一言”とは?」
をテーマにお届けします。
子どもが「やってみたい」と感じる言葉とは何か、一緒に考えていきましょう。
小さな処事をgoodに
小さな処事を、Goodに。
毎日の中には、本当にたくさんの「小さな処事(しょじ)」があります。
見逃してしまいそうな、気にも留めないような、ちっちゃな動作や習慣。
でも、ふと思ったんです。
「まず、今いる場所で、Goodになること」って、どういうことだろう?
これは、誰かミュージシャンが言ってた言葉だったかもしれません。
忘れてしまったけど、ずっと心に残ってました。
「その小さな場所でGoodになれ」
つまり、「大きなことじゃなくていい。今のその場で、今の自分が、Goodになろう」って。
じゃあボクは、何をすればGoodになれるんだろう?
どうすれば、今この場所、この瞬間で、Goodでいられるんだろう?
考えてみたら、答えはすごくシンプルでした。
「小さな処事」を、Goodに変えること。
たとえば、靴を揃える。
帰ってきたらカバンを元の場所に戻す。
ちょっとだけ掃除する。少しだけ工夫する。
それだけで、その空間が少しGoodになります。
子どもたちに伝える前に、
自分の機嫌を自分で取る。
自分の声のトーンを整える。
自分の身の回りをGoodにする。
そうやって、自分をGoodで満たしていけば、
自然と周りにも良い影響がにじみ出てくる。
武道と「小さな処事」
武道の稽古もそうです。
いきなり強くなったり、うまくなったりなんてしない。
でも、立ち方を丁寧にする。座り方に意識を向ける。
ミットを揃える。黙想をちゃんとやる。
そういう一つひとつの小さな所作をGoodにしていくことで、
技も心も、少しずつ磨かれていく。
靴を揃えることに「残心」をこめる
ある子が、練習のあとに誰にも言わず、
先生の靴まで揃えてくれていたことがありました。
「誰かが見てるから」じゃない。
「その方が気持ちいいから」。
その子にとって、ただの動作じゃなく、
"心を整える"ことだったんだと思う。
それがまさに、小さな処事をGoodにしてる姿なんですよね。
じゃあ、どんなことをGoodにできるだろう?
-
自分をご機嫌にする
-
機嫌を人任せにしない
-
失敗しても、挑戦をGoodと認める
-
人の小さなGoodに気づく
-
それを、小さくても本人に伝えてみる
「その片隅を輝かせる」って言葉にもつながります。
部屋の隅っこ、道場の隅っこ、誰かの心の隅っこ。
そこに、ちょっとだけGoodを届ける。
そうやって、自分が先にGoodになる。
その場の空気が変わる。
周りが少し明るくなる。
おわりに:今この場所で、Goodになろう
大それたことじゃなくていい。
SNSで拍手されるようなことでもなくていい。
まずは、自分の足元。日常の中にある、小さな処事をGoodに。
誰も見てなくても、
その積み重ねが、きっと人生をちょっとずつ輝かせてくれる。
📚 おすすめの一冊:
-
『もしもウサギにコーチがいたら』(伊藤 守 著)
→ 静かに隣にいる、そんなコーチングのあり方が学べる心あたたまる一冊。
自分にも、子どもにも、そっと寄り添いたくなります。
★「小さな処事をGoodに」。
今日はどんな小さなGoodができそうですか?★
その片隅を輝かす。
その片隅を、輝かそう。
たとえば、道場の片隅で
ひとり、うつむいている子がいたら。
教室の隅っこで、どこか寂しげにしている子がいたら。
挑戦して、失敗して、落ち込んでいる子がいたら。
何があったのかはわからないけれど、
何かを抱えて、心が沈んでいるように見える子がいたら。
練習中、どことなく元気がない。
あれ、何かうまくいかなかったのかな?と感じたら――
そんなとき、
そっと、軽く、明るく声をかけてあげたい。
「うまくいかなかったんだな」
そう思えたら、
「でも、挑戦しててよかったよ」
「ボクも見習って、挑戦してみようかな」って。
あるいは、
「すごい失敗だったけど、
あそこまで真剣に、一生懸命にやってたのが伝わったよ。
感動した。一緒にまた練習してくれる?」
そんなふうに。
上からじゃなくて、横並びで。
導くんじゃなくて、隣に座って話すように。
そうやって、
その片隅を、そっと輝かせてあげたい。
片隅が輝けば、
暗いところはひとつずつ消えていく。
明るい場所ばかりじゃなくていい。
でも、隅にいたっていい。
そこに光があれば、
みんながもっと輝ける。
失敗は、輝くものだと知るチャンス。
落ち込んでいる場所こそ、次のスタート地点かもしれない。
だから、
その片隅を、輝かそう。
何なら、ボクがその隅に行って、
ちょっと光ってみるのもいい。
薄暗い場所を、
ボクが先に明るくしてしまおう。
◆ 道場の片隅で実際にあったこと
ある日の練習後、
ミット練習で空振りばかりして、悔しさを押し殺していた子がいました。
みんなが帰る準備をしている中、
ひとり、バッグに手を入れたまま動かない。
そっと隣に座って、
「…今日は、ちょっと難しかったね」と言うと、
その子はポロッと、「オレ、全然ダメやった」と返してくれた。
「いや、そう見えたけどさ、チャレンジしてたのはちゃんと見てたよ。
うまくいかんのも悔しいけど、あの気合いはカッコよかったぞ」
そう声をかけたら、うつむいてた顔がちょっとだけほころんで、
最後は一緒にミットを片づけて帰りました。
技術も大事。勝つことも大事。
でも、ああいう瞬間が一番「指導者やっててよかった」と思える時間なんです。
◆ 今日のおすすめの本
こうした気づきの視点をくれる本が、いくつかあります。
親として、指導者として、心の引き出しに入れておきたいものばかりです。
-
もしもウサギにコーチがいたら
著者 伊藤 守 著 -
『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルト著
→ 何気ない言葉が、どれだけ子どもに影響を与えているかに気づかされる名著。 -
『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ著
→ 継続や挑戦を支える「小さな一歩」が、どれほど強いかを実感できる一冊。
今日も、どこかの片隅が、そっと光を待っているかもしれません。
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誰かの心の隅っこを、あなたの言葉や行動で輝かせてみませんか。