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2025-08-18 07:13:00

親の関わり方

親と先生、最強タッグで応援!

親だからこそできること、と、親じゃないから届くこと

子どもの成長に必要な「2つの存在」

子どもが心も体も健やかに成長するためには、まず“親”という存在が欠かせません。
でも――親だけでは届かない部分があります。

そんな時に力を発揮するのが、家族ではない**「第3の大人」**です。
空手道場の先生、学校の先生、習い事のコーチなど、家庭の外で出会う大人が、子どもの可能性を広げてくれます。


1. 親だからこそできること ― 揺るぎない安心感

親の最大の役割は、「絶対的な安心基地」になること。

  • 無条件の愛情を注ぐ
    成功しても失敗しても「いつでも味方だよ」と伝えることで、挑戦と立ち直りの力が育ちます。

  • 本音を話せる場所を守る
    家では背伸びせず、ありのままの自分でいられる。そんな環境が子どもの心の安定を支えます。

親の存在は、子どもの自己肯定感の土台です。日々の会話やスキンシップの中で、
「愛されている」という確かな自信を育みましょう。

2. 親じゃないから届くこと ― 新しい世界と挑戦

家庭の外で出会う大人は、親とは違う視点から子どもを導きます。
時には、親だとつい避けてしまう“社会の厳しさ”や“理不尽さ”も経験させてくれます。

  • 適度な厳しさを教える
    規律や礼儀、努力する意味など、社会性を身につけるうえで大切なことを伝えます。

  • 客観的に褒める
    技が上達した時や試合で勝った時、「すごいぞ!」と評価される喜びは、親の言葉とはまた違う重みがあります。

先生やコーチは、子どもが自分を客観視するきっかけを与えてくれる存在です。

3. 「いいとこ取り」で最強の応援体制を

親と先生、それぞれの強みを活かして協力すれば、子どもの成長は加速します。

  1. 子どもの様子を共有する
    家と道場の両方での姿をお互いに知り、多角的に見守ります。

  2. 役割を分ける
    親は「心のサポート」、先生は「技術と精神面の指導」に集中。混乱せず成長できます。

  3. 信頼関係を築く
    親と先生が信頼し合うことで、子どもは「自分はたくさんの大人に見守られている」と安心できます。



    □■□■□■□■□□■□■□■□■□

結び:子どもにとって必要なのは「身近で本音を言える大人」

親も先生も、目指す場所は同じです。


子どもが「本音を言える大人」に囲まれて育つこと――これが一番の力になります。

道場が、そのための出会いの場となれれば嬉しく思います。



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いろはにポイント

  •  いちばんの安心は、家でつくる

  •  ローンチ(出発)は外の世界から

  •  ハーモニーを奏でる親と先生のタッグ



    素直で素敵で素晴らしい

    楽しく楽しむタクマシク

    華麗に可愛くカッコよく

2025-08-15 11:19:00

親の関わり方。

★ 頑張る。モット頑張る。とことん頑張る。

はい!とても素晴らしいです。



「頑張れ」は、親御さんの愛情そのものです。

でも、その愛情を本当に伝えるためには、ぜひ具体的な言葉を意識してみてください。

お子さんの努力を具体的に見つけ、それを言葉にして伝えること。
そして、つらい時や、つまずいた時には、指導者と一緒に「なぜだろう?」と考えるヒントをあげること。

そうした日々の積み重ねが、お子さんの心を強くし、未来を拓く大きな力となります。

道場での成長は、ご家庭の温かいサポートがあってこそです。これからも一緒に、
お子さんの成長を支えていきましょう。

と、立派な言葉並べましたが、日々の声かけ難しいですよね。
たぶん・・・親御さん自身も誰かに励まされたいとか、コーチングしてほしいとか・・・。
そんなメンタルであろうとも、子どもには声かけてあげないと。


パパ&ママ

ガンバレ!

うん。大人は応援の言葉を聞けば頑張ることデキるでしようね。
頑張らなきゃいけないし・・。(*^^*)


・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「がんばれ」だけじゃ足りない。“応援”の正体って何?

子どもが試合や練習でうまくいかないとき、つい口から出る「がんばれ!」。
もちろん気持ちはこもっているけれど、それだけじゃ届かないことがあります。

なぜなら、技術よりも“気持ち”が落ちているときに響くのは、もっと具体的な声だから。

たとえば――

「立ち姿、見違えてどこにいるかわからなかったよ。たくましかった。」
「今日、声がよく出てたよ。凄く声出ていてすぐに〇〇のいる場所がわかったよ。」

こういう言葉は、「何を頑張ればいいか」がハッキリします。
逆に「ちゃんとしなきゃいけないよ」と言われても、子どもからしたら「何を?」となってしまう。

そう、言ってしまうのですけどね。

礼儀や行儀が崩れているときは…

もし礼儀や行儀が悪いなら、姿勢を正させてキツめに言うのはOKだとおもいます。
個人的な意見なので専門家の意見聞かないといけませんが。

でも、道場の空間は道場のあり方で経験してもらったほうがよいかと。
いろんな価値観が有ることを知ることもデキるでしょうし。


でもそのときも、ただ叱るだけじゃなく、こう伝えてほしいのです。
僕自身意識しなしきゃいけないこと。

  • どんな態度が望ましいか

  • どう受け応えすればいいか

  • 周りの人にはどう接すればいいか

一回で伝わらなくても大丈夫。今日伝わらなくても、また次回。
親 (指導者のボク) が 根気よく続けることで、少しずつ届きます。


嫌われ役は指導者に任せていい

嫌われ役は、僕(指導者)がやります。
そのあと、親はこう関わってあげてください。

  • そのとき、なぜ怒られたのか

  • どう対応すればよかったのか

これをヒントとして会話にしてあげる。
そうすれば、親子の関係は前に進みます。



“感情”を理解することも大事

人は感情で動きます。ときには悪くなくても怒られることがあります。
そんなときは――

【指導する側に問題がアルのでしょうが、指導者も人間。たくさんの人数だと雑くもなります。これ考えると、学校の先生にはリスペクトばかり。】

  • 「そんなときは、こんな気持ちになるよね」

  • 「こんなふうに考えてみるのはどうかな」

  • 「相手を観察してみると、自分の感情と他の人の感情が見えてくるかも」

こういう話を、親子でしてみるといい。
そうすれば、

  • 信頼できる人と、できない人

  • 指導者として尊敬できる人と、そうでない人
    この人のこの部分は良いところ・悪いところ。

こういった見極めも、少しずつできるようになります。
多分ですけど(*^^*)。個人個人でそのへんは本を読む形で学んでくださいね。

まとめ

「がんばれ」だけじゃ足りないときがあります。
具体的な言葉で、そして感情を理解する会話で、子どもの心は前に進む。
応援とは、技術よりも“気持ち”を立て直すためのサポート。

2025-08-02 08:28:00

器 2・螺旋

自分の“器”を、自分で変えよう。

道場は。
君が (ボクかな(^^)) 育てるべきは、技術だけじゃない。
「人物としての器(うつわ)」そのもの。

器は、勝手には大きくならない。

必要な知識を仕入れたら、
それを 実行・実践しよう。

行動して、ふり返って、改善して、再挑戦!
これを何度も何度もやる。

回して、まわして、PDCAサイクル。

同じところをぐるぐる回ってるようで、
前回にも書いた。

螺旋階段”を登るように、上昇している。

器が大きくなるとは、こういうこと。

・前は受け止められなかったことを、受け止められるようになる。
・反発してたことを、受け入れたり、活かせるようになる。
・今まで無理だったことに、再挑戦する勇気が湧く。

そして、あふれた分は?

器がいっぱいになってあふれてきたら、
そうです。その時こそ考える。


「これは、どうやって今の器に収めよう?」
「もし無理なら、どうすればもっと大きくなれる?」

そうやって、自分自身に・問い・を投げかけてみよう。
その問いが、次の成長のカギになる。



君の器を変えられるのは、君自身だけだ。

実行・反省・改善・再挑戦――この螺旋を、登っていこう。

と、自分に言い聞かせてみるボクでした。



2025-08-01 22:33:00

きつい練習が楽しい!それは自ら楽しげに積み重ねる




一人で踊ってます。
一人じゃないとおもっていた?
曲は変えてます。ナルトじゃないです。





17時から21時近くまで稽古。
途中休憩と、ソーセージ系のもぐもぐタイムを挟んでますが。






カナタとカナタ。
よく足上がっています。
二人のケリはかっこよい。


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もちろんムッキーも。
ムツキの動きは矯正したい部分が多いのですが、
日々見ていて、動画?かな。
それとも自分で考えている。

過去に指摘した技のつなぎ方とか意識している?。

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よくわからないけど、本当によく進化してます。
カタツムリのような進化スピード。
しかし、気づけばそれなりの距離進むし、指数関数的に進む瞬間が現れるでしょうね。


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実際、今の体重でキックボクシングすれば、かなり自分のファイトスタイル表現できるでしょうね。



合同稽古終われば、色々体で覚えるために、補強とかトレーニングの仕方とか、
経験してもらってます。


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「りょうた」もジワジワ進んでます。
彼の場合は気性をモット激しくデキるといいのですが、おとなしすぎかな。
でも、ケリは進化するし距離も得意な間合い分ってきてるし。

せめてパワーアップしてもらいたいね。
頑張ろうな。やる分には、全部教えるから。


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奥に映る「たいし」もね。
性格も良いし、センスは抜群・・・ただ、「キャーッ」といって逃げるのは(^^)

動きはカッコいい。
俺が一番。ぐらいの気性で、稽古して、試合に挑もう。。


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ボクはスパーでも動けない。
ケントや高校生「りょうた」相手なら、カッコだけでもなんとかなるけど・・・
めぐ先生に・・・笑われてます。(^^)現実は受け止めよう。


Screenshot_20250727-080727


陰から力使うね。。
周りの生徒に貢献する。

ちなみに高校生「りょうた」センスは抜群。


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ウダウダするのがナァ~。。

ケントは社会人。
定期的に稽古が出来ないのは致し方ない。
だから、いろいろ、生涯役立つ技術教えていってます。

Screenshot_20250727-075316


さぁ、8月も近い。お盆休み過ぎたらまた試合向けの稽古・練習。
生徒個人・個人のメニューつくる。

頑張るぜぇ~

2025-07-27 00:13:00

質問する技術④。知識をひけらかすのではなく、相手の成長のためにどう「渡す」か

「質問が出ない」そのとき——これでいいのだろうか?

知識をひけらかすのではなく、相手の成長のためにどう「渡す」か。

これは、僕が今もずっと試行錯誤している部分です。

指導していて、ふと立ち止まる瞬間があります。

「質問が出てこない」のです。

ここまで読んでくださった方の中には、
「小嶋先生の指導なら、みんな納得してて質問なんて出ないんじゃないですか?」
モット褒めてもいいよ
そんなふうに言ってくださる方もいるかもしれません。

実際にやってみて、体で実感してもらう稽古を大切にしています。
そこには、理論や理屈もありますし、経験からくる現実も深く込められている自負もあります。


生徒たちが「先生の言う通りにすれば間違いない」と信頼してくれていることも感じています。

それは、指導者として本当に光栄なことです。

でも、それでも僕の心の中にはいつも、
「コレで・・いいのかなぁ~?」という問いが横たわっているんです。

★なぜ、質問が出ないのか?

僕は基本的に、高校生以上には「一つ教えたら、黙って見ている」スタイルでいます。
質問が出てきたら、その先を教えよう。そう思っているのですが……。
我慢できずにくちだしするけどね。

サンドバッグを打つ手は止まらない。
それぞれ真剣に稽古に向かっている。
それはとても誇りに思えます。

でも、質問がない。

不思議でならないんです。
僕はいつも稽古中に、疑問が次々に浮かんできた人間でした。

彼らは——

  • 僕に聞いても仕方ないと思っているのか?

  • 実はしっかり理解して、黙って吸収しているのか?

  • 僕の指導が「説明の理解が、しにくい」から、逆に言葉にできないのか?

たまに、万人受けする言い方をすべきか……と考えることもあります。
それっぽく、素晴らしい系の言葉並べたくる。がいいのかな。

でも、世間で「もっともらしく」語られていることが、
すべての人にとって本当に役に立つかというと、そうでもない。

すごい人の話が、普通の人に役立つとは限らない。

でも、有名な選手等が言うと鵜呑みにしている子もいる。


「きみはタイプ違うと思うが・・・。」
有名選手は、さすがトップなだけ有る。才能があるのです。
きみは普通。
きみに向いているスタイルから作り込んで、トップに喰らいつこうよ。

 

それともボクがきみの才能に追いついていないのか・・・、。

質問が出ない理由——僕が考える3つのパターン

  1. 完全に理解し、納得している。
     これは、理想的な状態です。

  2. 理解しているけれど、「問いを立てる力」がまだ育っていない。
     もっと深掘りできる問いに、気づけていないだけかもしれない。

  3. 実は理解しきれていない。でも、「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮している。
     理解できない自分を、どこかで「申し訳ない」と感じているのかもしれない。

2番目と3番目の可能性を考えると、
僕の中でまた、「これで本当にいいのだろうか?」という問いが頭をもたげてくるんです。

質問されて、すぐに言葉に出来ないけれど、頭の中のイメージは出来てます。言葉として表現するのが難しいのです。そして今、やって見せることが出来ない現実があります。
許してくれ。



★僕が目指している指導

僕は、ただ技を教えたいわけではありません。

生徒たちが、自分で課題を見つけ、自分で答えを探し、自分で成長していけるようになってほしい。

だからこそ、僕の指導は「答えを教える場」であると同時に、
「問いを見つける手助けをする場」でなければならないと思っています。

【難しいですね。】

生徒が「これだ!」と納得できるほど、質の高い指導を追い求めながら、
同時に彼らが「なぜ?」「もし○○だったら?」と自ら問いを立てるような場もつくっていきたい。

「質問が出ない」ことに満足せず、
その奥にある可能性を、僕はもっと引き出したいんです。


★僕には先生がいませんでした

かっこつけて言うなら、**「我以外、皆我師」**です。


僕が格闘技を始めたころ、練習する場所も、人も、圧倒的に少なかった。
キックボクシングのジムなんて、今のようにありませんでした。


聞きたいことは山ほどあるのに、聞く相手がいない。

練習相手もいない。
たまに弟がミットを持ってくれるだけ。

だから僕は、ひたすら「試す」しかなかった。
考えて、仮説を立てて、試合の3分で確かめる。


あーでもない、こーでもない。
無駄が多すぎるかもしれない。
でも、やってみないとわからない。


そんな試行錯誤の連続でした。

誰かに聞きたくても、
ようやく聞けたときには、相手の答えがマチマチ。
時には、偉そうで上から目線で返されてしまったこともあります。

聞きたいのは、そんなことではない・・・。

……いや、僕が素直じゃなかっただけかもしれません(笑)。

★今、僕がやるべきこと

だからこそ今、僕が目指すのは、
「答えを与える」よりも、「問いを引き出す」指導。

質問が出ないときこそ、自分の指導を振り返る。
生徒が“自分から聞きたくなる”空気を、もっと意図的につくる。

それが、僕がこれからも挑み続けるテーマです。


ヤル、マカシとけ。

今日の練習で、誰かがぽつりと質問してくれるかもしれない。

その一言が、全体の成長につながるかもしれない。

その種をまくのが、僕の仕事。

問いの芽を育てる場所をつくるのが、指導者だと思っています。


と、思っていますが。
むずかしい・・・。


質問まつより、ドンドン、指導したほうが早い・・・。
これがイケないのか。

まつのも技術が必要ですね。

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2025.09.23 Tuesday