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2025-08-26 11:32:00

心構えシリーズ③~稽古中~「空手は『心』が強くなる。稽古中に鍛える3つの力」

心構えシリーズ③ 稽古中

(小学生の空手稽古で・・たぶん・・大切なこと)


稽古中の姿勢

少年部には少しきついかもしれません。
でも――稽古中に大切なのは「まっすぐ前を見ること」。

よそ見せず。
しっかり不動立ち。

それが、まず最初の心構えです。


言葉:「押忍!」と元気よく

注意を受けたら「押忍!」と大きな声で返事する。

例えば怒られたなら、萎縮せず、大きな声で「押忍!」
怒鳴られたなら、「押忍!」と迫力で押し返す。

その一言で気持ちが入る。


その返事で、怒られていようが激しく注意されていようが――すべてはご破算になる。

逆に、小さな声で「押忍」と返せば、ただ怒られただけ。
迫力ある「押忍!」こそが、稽古の流れを前向きに変える力になります。




思考:「なぜその動きなのか?」

稽古中、やっている技や動きに問いかける。

「なぜ、この場面でこの技なのか?」
「どうしてこの動きなのか?」

考えながら取り組む。

考えると動き止まるならば・・・。
集中して終わってから振り返ってもいい。動けるなら、その場で考えながらでもいい。

「なぜ」は、進歩と進化に欠かせないものです。

自分の動きに「なぜ?」と問いかける

「なぜこの突きはまっすぐじゃないんだろう?」
「なぜこの技が先生は得意なんだろう?」
「なぜ相手は今、この技を出してきたんだろう?」

稽古中、自分の動きや相手の動き、先生の言葉に、
常に**「なぜ?」**と問いかけてみよう。


行動:指摘を受けたらすぐ直す

考えるだけでなく、実際にやってみる。
何度も試す。工夫する。

やってみて合わなければ使わなければいい。
でもある日、ふと「あのときの稽古が今、役立つかも」と気づく瞬間が来ます。


だから――
「ヤル!」と自分に誓って稽古する。



組手のときも

怖い、痛い――それでいい。

「お前も殴れ。俺も殴る。」
「お前も耐えろ。俺も耐える。」
「ヤレ!俺もヤル!」

俺は泣かない・・・つもりだけど・・・泣く。
お前は・・・どうする・・。(^^)

……それでも一緒に泣くこともあるかもしれない。

それでもいい。
とにかく気持ちをつくる。

勇気があるとかないとかじゃない。


ないなら――つくればいい。

勇気は造るもの。
やる気もヤルからやる気になる。


まとめ

稽古中の心構えは、技の前にまず「姿勢」「言葉」「思考」「行動」。
その土台があるからこそ、組手や試合で本当の強さが育っていきます。




今日も自分に誓おう。

 

「ヤル!」


稽古は自分自身との闘い。
どんなにきつくても、最後に自分に誓おう。
「俺は、ヤル!」と。

2025-08-25 11:31:00

心構えシリーズ➋~稽古前の少しの時間

道場に入り、準備・稽古が始まる前の心構え

道場に入って、いよいよ稽古が始まる前――そのほんの数分の時間が、その日の稽古の質を決める大切な時間です。




武道家の静かな修行


言葉・思考・行動で心を整える

  • 言葉:「よし、今日もやるぞ!」と心の中で唱える

  • 思考:仲間と共に強くなる、稽古を通じて自分を高めるという気持ち

  • 行動:道着を整え、背筋を伸ばす


自分を鼓舞する小さな儀式

稽古前に自分なりの小さな儀式を入れるように。

  • 胸を軽く叩いて「よしっ!」

  • 軽くジャンプを二度三度して気持ちを切り替える

  • 静かに呼吸を整えて、心を落ち着かせる

こうした行動ひとつひとつが、気持ちを切り替え、集中力を高めるスイッチになります。

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我が身への語りかけ。

稽古前のこの時間、自分に声をかけることも大事です。

  • 「〇〇、今日もやり切れ!」〇〇は自分の名前

  • 「仲間と一緒に成長するぞ!」

  • 「小さな一歩でも、しっかり踏み出せ!」

ちょっとした言葉でも、自分の心が引き締まり、集中力が高まります。


まとめ

道場に入ってから稽古が始まるまでの時間は、ただ待つ時間ではありません。

準備の姿勢・思考・言葉・行動で、自分の気持ちを切り替える時間です。
小さな儀式や語りかけを通して、自分を鼓舞し、集中して稽古に臨みましょう。

さあ、今日も一歩、しっかり踏み出して、稽古に向かおう。


押忍!

2025-08-24 11:28:00

心構えシリーズ。【1】壱道場に入るとき

心構えシリーズ【コラム】


うしさん2009



心構えシリーズ【経験談です】

「 押忍!」の一言が、僕を変えた話

道場に入るときの「押忍!」という声、みなさんはどうしていますか?

元気よく言えている人もいれば、少し恥ずかしいと感じる人もいるかもしれません。
今日は、僕が白帯から青帯に上がったばかりの頃の、ちょっとした体験を話させてください。

思い切って声を出してみた

あの頃は、まだ自信がなく、道場に入るときはそこそこの声で「押忍…」と呟くのがやっとでした。
でも、ある日、ふとおもいつき、思い切って胸を張り、お腹の底から

「押忍!」と叫んでみたんです。

なんかよくわかりませんが、そうしてみました。


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思考と行動を変える「押忍!」

その日、道場に入る際の心構えを改めて意識した訳ではないのですが。


言葉「押忍!」と、腹の底から元気よく。
思考: 「これから学ばせてもらう場所に入る」という感謝と敬意を持つ。
行動: 足を揃えて一礼してから堂々と入る。

そんなふうにできるといいな・・とたまに思ってはいましたが。

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小さな変化が周りをも変える

その声の御蔭かな?
その日僕は、自分でも驚くほど「凛」とした気持ちで稽古に臨めました。
技術的に劇的に上達したわけではないでしょう。
でも、稽古が終わった後、先輩や仲間からこんな言葉をかけられたんです。


「なんか今日、凛々しかったな。」
「なんだか上達したみたいに見えたよ。」
「強くなったように感じたな。」


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声と姿勢は自己表現の第一歩

この日、僕自身も、ただ「上手くなる」ことだけが稽古ではないと気づかされました。
大切なのは、「どうあるか」。
姿勢と声が「存在」を作る 。

この経験から、僕は道場への出入りの際は、常に大きな声で、しっかりと「自分の存在」を示すように心がけるようになりました。

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まずは自分を変える

すると不思議なことに、周りの僕を見る目が変わってきたのを肌で感じました。
「なんとなく強くなった」と錯覚するほど、自信が湧いてきましたし、後輩たちも僕を「先輩」として見てくれるようになった気がします。

これは、技術的な強さとは違う、**「立ち振る舞い」や「気合い」**が周りに与える影響の大きさを物語っています。



声を出すこと: 大きくはっきりとした声は、自己表現の第一歩です。
姿勢を正すこと: 胸を張り、臍下丹田に力を入れた立ち姿は、自分自身の気持ちを高めるだけでなく、周囲にも良い影響を与えます。



これは、道場の中だけの話ではありません。仕事でも、日常生活でも同じことが言えるのではないでしょうか。 まず、自分を変える。それが、周りをも変える力になります。

さあ、今日から一つ、意識を変えてみませんか?
胸を張り、大きな声を出して、自分自身を表現していきましょうかつ

2025-08-23 12:25:00

心構えシリーズ~序章~芯を持って挑むために

「心構えとは? ― 思考・言葉・行動で未来をつくる」
「心構えがすべてを変える ― 微差が大差になる理由」
「心構えが ━ 芯を持って挑むことへと」


物事に向かうとき、心構えがあるかないかで未来には違いが。

挑戦するか。
逃げるか。
やったふりで終わるか。
やり込んで自分の限界を知るか。
そこから工夫するのか。

その分かれ道を決めるのは――「心構え」ね。

格闘技も稽古も、学校や仕事も同じ
芯を持って臨むかどうかで、未来は違ったものになります。

ここまで、力強く気持ちを作らなくても。・・・造り込むことがデキる人も少ないと思います。
この考えができれはな。ちょっとそんなふうにやってみようでも大丈夫。
チョットやってみよう。

ちなみに・・・そこまで強くボクも思えてないかも(*^^*)


1.心構えとは「芯」である

心構えがなければ、気分に流され、やる前に迷い、やった後に言い訳が出てしまう。
うん、それでも構わないと思います。
少しずつ進もう。

心構えがあれば、失敗も「学び」になる。
人は砂利道からでも学べるらしいよ。ふり返り、自分で考える。って大事。


心構えは武道だけではなく、日々の生活にも通じる生き方の芯です。
オトナは意味わかりますよね。その難しさもわかるし、ヤればよいだけのこと。だとも理解してますよね。



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2.心構えの三本柱「思考・言葉・行動」

思考

「自分がやること考え、そしてやる。」イメージ創る。
「どうなりたいか」「どう成長したいか」を思い描く。

言葉

自分に語りかける。自分と語り合う。
「〇〇(自分の名前)、お前はデキる」
「〇〇、今日の一つを成し遂げろ」
言葉は力。自分を動かす命令であり、励ましです。

行動

考え、言葉にしたら、とっとと実行。
試行錯誤を繰り返し、工夫して積み重ねる。
行動して初めて、心構えは形になります。
そして見える形になります。

例えば簡単なところであり、大きな部分。

  • 稽古中の挨拶:道場に入ったら元気よく「押忍!」と声を出す。目を見て一礼する。

  • 日常の小さな行動:家で稽古するときも、5分でもいいから決めたメニューをやり抜く。やったら鏡でフォームを確認してみる。
    小さくも中身の少しある行動の積み重ねが、未来の大きな差になります。


3.失敗と心構え

挑戦するほど、失敗は増えます。

けれど心構えがあれば、その失敗はすべて未来の糧に変わる。
「これは学びになった」と思えることこそ、心構えの力です。
まさに POWER ニッ(^^)


4.子どもにも大人にも大事なこと

この心構えは、子どもだけでなく大人にも必要です。

むしろ大人が自分の生活の中で実践し、背中で見せることが、子どもにとって最高の学びになります。

そして、親御さんにも同じことが言えます。

お子さんが稽古に向かうとき、親御さんが理解し、協力してくださることで、その学びは何倍にも広がります。

「心構えを持って挑む」ことは、子育てにも、仕事にも、人生全般にも活かせるものです。

偉そうに書いてますが・・・難しいですよね。書いてアウトプットで自分に語ってます。


まとめ

心構えとは――

  • 思考(どうありたいかを考える)

  • 言葉(自分に語りかける・誓い・決断・覚悟など)

  • 行動(実際に試みる・・ま、失敗の数が多いと思いますが。そこから工夫ね。)

この三本柱です。

今日から、まずは自分に語りかけてみましょう。
「〇〇(自分の名)やろう。できる。任せとけよ。」

その一言から、未来が変わります。





子どもに伝える大事なポイント。
それは、大人にとっても同じくらい大切です。


むしろ、それを自分が行動に移すからこそ、子どもも自然と学んでいきます。

だからこそ、親御さんの理解と協力が欠かせません。

そして何より、この考え方は子育てだけでなく、親御さん自身の日々の生活や仕事にも応用できます。


このシリーズでは、「子どもの成長」と「大人の成長」をつなげながら。
家庭全体・地域全体に役立つヒントを届けてイケたらと思います。

このあたりのコーチングに関してボクは本など読んだだけです。
だから、参考になる部分があれば(^^)。

鴻凛會はこの考えで行きます。
実行はしているつもりでも、出来てなかったり。
僕自身に語っているのかもしれない記事です。(全部の記事がそうですけど。)

(あくまでも、鴻凛會のワタシの提案ごとです。本当に役立つかは「あなた次第」
信じるか信じないかは「あなた次第」。)とある番組風に

2025-08-23 11:20:00

心構えシリーズ。~未来を伸ばす。

「強くなるには、技術だけでは足りない。
心構えで、未来の伸び方が変わります。」




巧くなる。
伸びる人には共通点があります。
それは――運動神経が良い。の他に。

「なぜ?と考える習慣」
「実行は早く」
「淡々と積み重ねる」

この3つを自然にやっているという現実。





1.「なぜ?」と考える習慣

「なぜその動きなのか?」
「なぜこの技は効くのか?」

少し立ち止まって考えることで、
ただの真似ではなく、自分の技術へと変わっていきます。
“なぜ”という探求心が、本質をつかむ力に!

小学生の低学年でも、「なぜ」は浮かびますよね。
もちろん、ただ言われたこと実行するのもよいですが、
「なぜ」が浮かんで考えてみることも大事なこと。



2.実行は“とっとと”やる

でも、考えてばかりで動けなければ意味がありません。
「なぜ」に対して答えらしきが視えてきたら、「なるほど」と思ったら、すぐ実行する。

  • 新しい構え → その場で試す

  • 注意されたフォーム → すぐ直す

    たくさん試してみる。


考えたらすぐやる。
その経験が積み重なると、ある瞬間から一気に成長スピードが上がります。

考え実行の経験が、ある一定の場所から、経験数から、成長スピードを速めます。



3.淡々と積み重ねる

一度やって終わりではなく、淡々と、単々と

  • 毎日10分でもいい

  • 5回でもいい

    単純に続ける。その単純の中に。「?」がうまれ。
    創意工夫が生まれる。

続けていけば、必ず大差になります。
“微差の工夫”こそ、未来の実力差を生むのね。


まとめ

技術を伸ばす3つの習慣は――

  1. なぜ?と考える(理解する力)

  2. 実行は早く(行動する力)

  3. 淡々と続ける(継続する力)

    やってみて、考えて、やってみて、工夫して、またヤル。

このサイクルを回し続けた人が、確実に上手くなります。


地上最強にはなれなくても、自己最強に成れます。
地上最良の稽古です。

何より考え工夫する。は社会に出ても大事な部分です。

ドンドン今から、挑戦、経験。
そこから更に、考え、工夫する。

それが、明日につながり、数ヶ月、数年後の自分を作ります。

やろうね。

人に、「ヤルさデキるさマカシとけ」と堂々と言えるように。


ヤロウよ。
 「淡々とした稽古。単々と単純に、未来を虎視眈々と。」



第①回、第②回、第③回その場を制する。シリーズと一緒に見てね。

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2025.09.23 Tuesday