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2025-07-14 08:14:00

タフ

【タフネスとは何か】

〜フザける知性、競い合う真剣さ〜

まじめに稽古する。声を出す。気合いを入れる。
でも、たまには笑っていい。
笑顔を作って、仲間と励まし合って、
注意し合って、認め合って。

それが「タフネス」。

ただガチガチに真面目なだけじゃダメ。
ただフザけてるだけでもダメ。
そこに「計算されたバランス」があるかどうかだ。


稽古の中の「タフさ」

タフな選手ってのは、真剣だし、努力家だ。
でも、それだけじゃない。

悔しがって、工夫して、
それを笑い飛ばすことができる強さ。
仲間と競い合い、
ときに勝って喜び、ときに負けて考える。

その繰り返しが「本当の強さ」になる。


「フザける」ことは弱さか?

たとえば試合前。
緊張してる。ビビってる。
——いいんだよ、それで。

だけど、そこで黙りこくって固くなってたらダメだ。
だからジョークを言う。
だから笑う。
だから踊る(かもしれない)。

「フザけたノリ」で試合するな?
その考えも立派。でも、それだけじゃ足りない。

そのノリが「計算されている」なら、
そのフザけが「知性と経験の上にある」なら、
それはタフネスだ。


ウィットと知性のある楽しさを

ただフザけるのは不真面目。
でも、「知っててあえてフザける」のは別モノ。

計算されたおふざけ
計算されたノリノリな気持ち

それは周りを和ませ、自分を整える技術。
そう、「戦う者の知恵」だ。


タフネスを稽古で育てよう

僕たちは稽古の中で、
この「タフさ」を育てていく。

・真剣な稽古
・仲間との競い合い
・悔しさを認め、工夫する力
・そして、笑って前に進む意志

それ全部が、「タフネス」。


最後に。

タフネスは「強さ」じゃない。
タフネスは「強くなろうとする姿勢」そのものだ。

ミスしてもいい。
緊張してもいい。
フザけてもいい。

でも、そのすべてに「知性と熱さ」が宿っているか?

そこに向かって、
ドンドン自分を仕上げていこう。

 

タフであろう。タフネスでいような。