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迷うと彷徨うと散歩と。
言葉にしなきゃ、伝わらない 〜迷っている?それとも、ただ歩いているだけ?〜
ふと、僕たちが見ている目の前の人。
立ち止まって何かを考えているように見えるときってありますよね。
「こっちの方が得なのかな?」
「正解ってどっちだ?」
なんて、まさに人生の岐路に立たされているみたいに。でも、それは本当に「迷っている」んでしょうか?
一方で、ただのんびり、目的もなく町をブラブラ散歩している人もいる。森の中で、ただ気持ちよく風を感じながら歩いている人も。
そうなんです、
**"迷っている"ように見えても、実は"ただ歩いてるだけ"**って、本当によくあること。
でもね、厄介なのはここからですよね。
「迷ってる人」と「彷徨ってる人」って、また違うって話。
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迷ってる人:立ち止まって選択肢を吟味してる。
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彷徨ってる人:あてもなく、ただただ歩き続けてる。
外から見たら、どっちも同じように「立ち止まってる」とか「何か考えてるのかな?」って見えちゃうんですよね。
だから、「どうしたの?」って声をかけたら、「いや、別に迷ってないよ?」って返ってきたり、「散歩してるだけだよ(笑)」なんて言われたりする。
でも、それって… 言葉にしてくれなきゃ、誰にもわからないんですよ。
本当に困ってるなら。本当に助けてほしいなら。
あなたの心の声は、言葉にしない限り、誰にも届かないんです。
先生がラーメン屋さんの例を出してくれましたが、これ、本当にわかりやすいですよね。
「ラーメンください!」って言えばラーメンが出てくる。
当たり前です。 でも、黙っていたら、美味しいラーメンは目の前に現れない。
餃子が食べたかったら、「餃子もください!」って言わなきゃ、餃子は出てこない。
もし、うどんが食べたかったのに、間違えてラーメン屋さんに入っちゃったとしたら…
「すみません、うどんありますか?」って聞くしかないんです。
そしたら店員さんが「うちはラーメン屋です」って、ちゃんと教えてくれる。
そこで初めて、「あ、ここはうどん屋じゃないんだ」ってわかるわけです。
空手やキックボクシングの道場でも、それは同じ
「この構えって、なんで大切なんですか?」
「もっと強いパンチを打つにはどうすればいいですか?」
「この練習、何のためにやってるんですか?」
もちろん、何でもかんでも質問攻めにすればいいってわけじゃない。
でもね、聞いていいんです。話していいんです。
「いま、少しだけ話していい?」って、まず相手の状況を伺ってから聞くのも、コミュニケーションの基本ですよね。
先生のコーチングや心理学の知識が、こんなところにも活かされているんだなって感じます。
頑張ってる人ほど、声に出してほしい
明るく頑張っている人って、本当に素敵です。
先生もまさにそうですよね!でも、そういう人ほど、黙って一人で抱え込んじゃいがち。
「本当は悩んでる」ってこと、黙ってるだけじゃ誰にも気づいてもらえないんです。
「自分で抱え込んでるから偉い」なんてことはない。
むしろ、話せる仲間がいること。
聞いてくれる誰かがいること。
それが、本当の強さなんです。
話せる仲間を持とう
ふざけ合える仲間も、もちろん大事。
それはそれで、人生に潤いを与えてくれます。
でも、それだけじゃ足りないんですよ。
真剣な話を、ちゃんとできる仲間を、あなたのそばに持ちましょう。
先生が言うように、「そのお店、うどん屋じゃないよ」って、ちょっと笑いながら教えてくれる、そんな温かい仲間を。
「実は、餃子も食べたかったんだ」
「ほんとは、ちょっと迷ってるんだ」
そんなふうに、本音を言葉にできる関係を、ぜひ大切にしてください。
(うん、ちょっと恥ずかしいって気持ちも、よくわかりますけどね!)
さあ、言葉にしよう!
迷っているかどうかは、正直、自分にしかわからないものです。
でも、その迷いを言葉にすれば、誰かが応えてくれるかもしれない。
話してみたら、これまで見えなかったものがクリアになることもある。
聞いてみたら、閉ざされていたように見えた道が、スッと開けることもあるんです。
だからこそ、先生がいつも言われているように、
言葉にしよう。 伝えてみよう。 質問してみよう。
「ヤルさ・デキルさ・任せとけ。」
その一歩が、きっとあなたの新しい道をつくっていくはずです!
さあ、やってみ。