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反抗期の声かけで悩む親へ:子どもの心に届く「寄り添い会話術」【実践例あり】
【第2回】干渉しすぎず、でもちゃんと届く
思春期の子どもへの“距離感ある声かけ”とは?
「もういいってば」
「ほっといてよ」
…あの頃、親に言われた言葉に、イライラした記憶はありませんか?
思春期は、心も体も大きく揺れる時期。
子どもは「自立したい」「でも認めてほしい」――そんな矛盾の中にいます。
親がつい「手も口も出したくなる」気持ち、とてもよく分かります。
でもこの時期に必要なのは、
“距離をとる”のではなく
“信頼でつながる”こと。
今回は、干渉しすぎずに「ちゃんと影響を与える」ための言葉がけのヒントをお届けします。
■ 「何も言わない」vs「言いすぎる」——どちらもNG
思春期の子に対して、親が取りやすい反応は主に2つ
- ① 口うるさく言いすぎる(心配・期待の裏返し)
- ② 距離をとって何も言わなくなる(どう接していいか分からない)
実はどちらも、子どもにとっては「自分を見てくれていない」感覚を与えてしまいます。
子どもは、距離が近すぎても、遠すぎても苦しくなる。
だから大切なのは、“自分のペースを尊重されながら、必要なときには支えがある”という安心感です。
必要なら、すぐに側に行くから。
■ では、どうやってそのバランスをとるのか?
キーワードは…
「先回りしない」「決めつけない」「問いかける」
うん、わかっているよね。難しいよね。
✅ 使える声かけ例(干渉しすぎず、届く言葉)
❌「そんなことしても意味ないでしょ」
🙆それをやってみようと思った理由、聞いてもいい?」
→ まずは“理解しようとする姿勢”を見せることで、相手のガードが緩みます。
・・多分・・「べつに・・。」と言う、どっちつかずに聞こえる返事とか。・・この場合聞いてほしい確率有るので、「聞こうか?」ではなく、「聞かせて」の方が良いかも。
❌「どうせ無理に決まってるよ」
🙆「・・無理をうまく活かせるアイデアって何が有るのかな。?」
→ 可能性を信じる問いかけで、思考が前向きになります。
でもね。思春期だと、問いかけると反抗的かも。「しらないから教えて」のスタンスとかニュアンスとかが良いかもね。
❌「もっとちゃんとやれって!」
🙆「今の行動の自分に納得してる?」
→ 外からの命令ではなく、内側からの気づきを促す問い。
しかぁーし!!これも問いかけると性格とか思春期とか反抗期は・・・。
もしかしたら「教えて」的な雰囲気で、聞いてみると良いかも。
応えてきたら「なるほどねぇ‐」と。
■ 子どもの“反応”より、“自分の態度”に注目しよう
「どう返してくるか」は子ども次第?。
本には書いてませんが。僕的に「聞く方の技術も」かなり大事と思います。
どう書いていいのか分かりませんが。
子供だましは良くない。
子供だましてどうするよ。
子供だましな会話とかじゃなく・・。
どうしたらよいだろうか・!?('A`|||)
親がどんな姿勢で言葉を届けたかは、確実に子どもの中に残ります。
最初はぶっきらぼうに返されたとしても、
あなたを「信じて見守る」というメッセージは表面に静かに、醸し出したいです。
▶ 次回予告。(こんな風に書くと、なんか立派な先生になった気分☺️)
「挑戦させたいとき、親がかけるべき“たった一言”とは?」
をテーマにお届けします。
子どもが「やってみたい」と感じる言葉とは何か、一緒に考えていきましょう。