ブログ

2025-06-21 10:01:00

小さな処事をgoodに

小さな処事を、Goodに。

毎日の中には、本当にたくさんの「小さな処事(しょじ)」があります。
見逃してしまいそうな、気にも留めないような、ちっちゃな動作や習慣。

でも、ふと思ったんです。
「まず、今いる場所で、Goodになること」って、どういうことだろう?

これは、誰かミュージシャンが言ってた言葉だったかもしれません。
忘れてしまったけど、ずっと心に残ってました。

「その小さな場所でGoodになれ」
つまり、「大きなことじゃなくていい。今のその場で、今の自分が、Goodになろう」って。


じゃあボクは、何をすればGoodになれるんだろう?
どうすれば、今この場所、この瞬間で、Goodでいられるんだろう?

考えてみたら、答えはすごくシンプルでした。

「小さな処事」を、Goodに変えること。


たとえば、靴を揃える。
帰ってきたらカバンを元の場所に戻す。
ちょっとだけ掃除する。少しだけ工夫する。
それだけで、その空間が少しGoodになります。

子どもたちに伝える前に、
自分の機嫌を自分で取る。
自分の声のトーンを整える。
自分の身の回りをGoodにする。

そうやって、自分をGoodで満たしていけば、
自然と周りにも良い影響がにじみ出てくる。


武道と「小さな処事」

武道の稽古もそうです。
いきなり強くなったり、うまくなったりなんてしない。
でも、立ち方を丁寧にする。座り方に意識を向ける。
ミットを揃える。黙想をちゃんとやる。

そういう一つひとつの小さな所作をGoodにしていくことで、
技も心も、少しずつ磨かれていく。


靴を揃えることに「残心」をこめる

ある子が、練習のあとに誰にも言わず、
先生の靴まで揃えてくれていたことがありました。

「誰かが見てるから」じゃない。
「その方が気持ちいいから」。
その子にとって、ただの動作じゃなく、
"心を整える"ことだったんだと思う。

それがまさに、小さな処事をGoodにしてる姿なんですよね。


じゃあ、どんなことをGoodにできるだろう?

  • 自分をご機嫌にする

  • 機嫌を人任せにしない

  • 失敗しても、挑戦をGoodと認める

  • 人の小さなGoodに気づく

  • それを、小さくても本人に伝えてみる


「その片隅を輝かせる」って言葉にもつながります。

部屋の隅っこ、道場の隅っこ、誰かの心の隅っこ。
そこに、ちょっとだけGoodを届ける。

そうやって、自分が先にGoodになる
その場の空気が変わる。
周りが少し明るくなる。


おわりに:今この場所で、Goodになろう

大それたことじゃなくていい。
SNSで拍手されるようなことでもなくていい。

まずは、自分の足元。日常の中にある、小さな処事をGoodに。

誰も見てなくても、
その積み重ねが、きっと人生をちょっとずつ輝かせてくれる。


 

📚 おすすめの一冊:

  • 『もしもウサギにコーチがいたら』(伊藤 守 著)
     → 静かに隣にいる、そんなコーチングのあり方が学べる心あたたまる一冊。
     自分にも、子どもにも、そっと寄り添いたくなります。

★「小さな処事をGoodに」。
今日はどんな小さなGoodができそうですか?★